- 「インターンシップって行くべきなの?」
- 「ES(エントリシート)に書けるような経験してこなかったわ」
と思っているすべての就活生に知ってほしいことがあります。
実は、実際にインターンシップに行くよりも行こうと活動することに意味があります。
つまり、実際にインターンシップに行かなくても、恩恵を受けることができます。
なぜなら、最終的な就活のゴールが「内定を頂くこと」であるからです。
本記事では、2週間のインターンシップ経験者である私が、インターンシップに行くべき最大の理由を解説します。
本記事を読むことで、実際にインターンシップに行こうと活動したくなります。
また、たとえインターンシップに行かなくても、行こうと活動してよかったと思うはずです。
結論は、本選考のリハーサルになるからです。
そもそも、「インターンシップに行く意味はあるの?」と思っている方は、以下の記事をご覧ください。
インターンシップの定義
インターンシップへ行くべき理由を解説する前に、本記事でおすすめしているインターンシップがどんなものであるかを定義します。
一般的に、インターンシップは、
- 会社の紹介などを数日で行う短期インターンシップ
- 2週間~数か月以上の期間で行う長期インターンシップ
などのことだと思います。
本記事において、インターンシップとは、
- 本選考と同じ流れで選考が行われるインターンシップ
と定義します。
ここで、本選考の流れとは、
- ES提出
- SPIなどのテスト
- 面接
のことです。
つまり、インターンシップの期間に関わらず、
- 選考がない
- 申し込みするだけで参加できる
ようなインターンシップに行くことはおすすめしません。
本選考と同じ流れで選考が行われるインターンシップへ行くことをおすすめしています。
インターンシップに行くべき最大の理由
インターンシップに行くべき最大の理由は、本選考のリハーサルになるからです。
もう少し具体的に言うと、
- ES提出
- SPIなどの適性検査
- 面接
の準備や経験をすることができるからです。
つまり、実際にインターンシップに行かなくても、行こうと活動するだけで恩恵を受けることができます。
もちろん、実際にインターンシップに行くことによるメリットはあります。
しかし、最終的な就活のゴールである「内定を頂く」という観点では、インターンシップに行くことよりも、行こうと活動することによるメリットのほうが大きいと思います。
ES提出の準備を始められるから
就活の中で一番苦労するのはESを書くことだと思います。
ESで求められる内容で、代表的なものとして、
- 自己PR
- ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
- 志望理由
- (理系の場合)研究内容
があります。
これらをいざ書き始めようとしたら、
- 自己PR⇒「自分の良いところなんてない」
- ガクチカ⇒「力を入れたことなんてない」
- 志望理由⇒「会社名で選んだだけ」
と思うはずです。
また、研究内容については、
- 大学生の場合⇒「研究始めたばかりで内容全然わからん」
- 大学院生の場合⇒「専門用語を使わないで研究内容どうやって言おう?」
と思うはずです。
つまり、ほぼ全ての就活生は、初めからスラスラESを書くことはできないと思ってください。
また、もし会社のエントリーや説明会が始まる就活解禁日の3月からESを書き始めた場合を想像してみてください。
せっかく行きたいと思える企業が見つかったとしても、何も準備していない状態から、満足のいくESを書くことは難しいと思います。
そのため、インターンシップに行く・行こうと活動することで、
- スラスラESを書けないことを認識し、事前に準備を始めようと思える
- 準備したESが本選考でそのまま使える
などのメリットを得ることができます。
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どんな適性検査かを知れるから
適性検査(いわゆるWebテスト)の種類としては、主要なものだけでも、
- SPI
- 玉手箱
- GAM
- TG-WEB
などがあります。
これらの適性検査は、出題形式や難易度が異なるにも関わらず、どの適性検査が出題されるかは、企業によって異なります。
しかし、基本的には、同じ企業であれば、
- インターンシップの適性検査=本選考の適性検査
です。
つまり、インターンシップに行く・行こうと活動することで、本選考の適性検査の種類を事前に知ることができます。
また、実際に適性検査を受けることで、その難易度も知ることができます。
適性検査の難易度については、人によって学力レベルに違いがあるので、実際に適性検査を受けてみて、自分で判断する必要があると思います。
その判断を元にして、出題される適性検査をどのくらい勉強すればよいか考えることができると思います。
適性検査の勉強方法
適性検査を勉強するときには、多くの場合、参考書を購入することになると思います。
しかし、実際の適性検査は、
- 参考書:紙とペンで解答
- 適性検査:パソコンなど、Web上で解答
することになり、参考書では、本番の適性検査と解答形式が異なります。
一方で、以下のようなサイト
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●WebTest for Internship (WTI)
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●SMART SPI-G
を使えば、本番と同じWeb上での解答によって勉強ができます。
どうせ参考書を購入して勉強するなら、一冊購入する価格と同じくらいの価格で勉強できるので、↑こちらがおすすめです。
面接を経験できるから
面接で聞かれる内容は、ほとんどがESで書いたことになります。
なので、ESの内容を覚えておけば、概ね大丈夫です。
しかし、ここで、思い返してほしいのですが、最後に人生を左右するような面接を受けたのはいつでしょうか?
- 「高校受験のときから一回も面接していません」
- 「大学を推薦で受験したので、それ以来になります」
という人がほとんどではないでしょうか。
つまり、多くの人は、面接の経験が少ないので、ちゃんと受け答えするのは難しいと思います。
そんな状態のまま、いきなり本選考の面接に臨んでも、コミュ力に自信がない限り、うまくいくはずがありません。
そのため、インターンシップに行く・行こうと活動することで、実際の面接を体験し、雰囲気をつかんでおく必要があると思います。
就活時の失敗談
私は大学3年のとき、大学院への進学を考えていました。
ですが、「行ければいいな」くらいの軽い気持ちで、大企業のみ選考は受けようと思い、大学3年の2月くらいから就活を始めました。
しかし、先ほど述べたような
- 「ESにどんなことを書いたらいいか分からない」
- 「ESの提出締め切りが思ったよりも早く、満足のいくESが書けない」
という状況になってしまい、結局どの企業にもESを出すことができませんでした。
この失敗をバネにして、大学院1年6月のインターンシップの選考のときには、事前にESの内容を準備し、満足のいくESを用意した状態で、選考に挑むことができました。
そして、企業から合格をいただき、実際にインターンシップに参加することができました。
なので、一応リベンジすることはできたのですが、振り返ってみると、もったいないことをしたと後悔しました。
通常、新卒の就活は人生で一度しかできません。
なので、内定が頂ける可能性が低い人気企業への選考には、落ちてしまうリスクが高くて、なかなか挑戦できないと思います。
しかし、大学生であれば、一度就活に失敗しても、大学院に進学し、大学院生でもう一度就活することができます。
つまり、リスクを冒して、人気企業への選考に挑戦することができます。
このチャンスを逃してしまったことに、あとから気が付き、かなり後悔しました。
私のような「リスクをなるべく減らして人気企業に就職したい」と思う方は、なるべく早くに就活準備を始めるためにも、インターンシップに行くべきです。
まとめ
インターンシップに行くべき最大の理由は、本選考のリハーサルになるからです。
具体的には、
- ES提出
- SPIなどの適性検査
- 面接
の準備や体験をすることができるからです。
また、これらの本選考の流れは、就活をする上で避けては通れません。
そして、その準備することには、思っているよりも大変で、時間がかかるものなので、早めに対策し始めるべきです。
特に、大学院生は、多くの時間を「研究」に費やしているため、大学生よりも、就活準備に時間がかかってしまうものなので、なるべく早くに就活し始めることをおすすめします。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
以上です。本記事を読んでいただきありがとうございました。
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